CAST Q&A
Chinatsu Doi
Q. 出演の経緯を教えてください
A. 私は 4月~6月東京に研修で滞在していたんですが、かんばと東京で 6月10日かに飲んだ時に「舞台するんだけどどう?」と言われて 11日にいなばくんから連絡が来て13日に会社の配属が関西と決まってたぶん稲葉くんの誕生日じゃなかったと思うからたぶん14日に高田馬場の飲み屋で稲葉張沢秋場で会って正式に出演が決まって 17日から関西に配属されました。
「関東の舞台に出るんだね」ってよく面白がっていただけるので少し補足。去年の 2月にジャグリングストーリープロジェクトという関西の団体の第二回の舞台に出ていました。「関東の舞台」であり「旗揚げ公演」ということで土台を作っていかなければならない段階で携わっていける aube というのは自分自身のジャグリングおよび人生の次のステップとして有効なのではないかと思い、さらに私はやらなかった時の後悔を考えるとどうしても承諾してしまう性分なので私からは断りませんでした。
「うちはいいんだけど 6月から関西でまぁ月2,3の練習だったら30万ちょい交通費かければ大丈夫だから全然大丈夫~」とか言ってたんですけど、まさかそれで通ってしまうとは思ってませんでしたね。本当にこの団体の奴ら何考えてんだろと思った瞬間でしたね。
Q. 意気込みを教えてください
A. 「関西から通っているから仕方がないよ」とか「社会人しながらなんだから仕方がないよ」とか言わせずに、来てくださった皆様に社会人の光を示したいですね。本当に私何の変哲もない何の面白みもないそこらへんの人間なんですよね。こんなしょうもない奴にもできるんだから僕たちにもできるよってみなさんの活気となればなと思います。めちゃくちゃ頑張りますのでよろしくお願いします。
Q. ジャグリングを始めたきっかけは?
A. きっかけというと中学二年生のころにさかのぼります。私は一応演劇部に所属していたんですけど、その時に基礎技(カスケード)が3回くらいしかできないダメダメのピエロ役に抜擢されました。夏休みに100円ショップで買ったなんのおもりも入っていないボールで通学路とか授業の休憩時間とか帰宅後とかひたすらやってて100回くらいはできるようになりました。(どいちゃん、うますぎてミスっているようにみえないよと演出に怒られるんですが。)それで4年間何もやってなくて大学に入ったときにジャグリングサークルがあると知って授業の休憩時間ずっと行ってたら入部しちゃいまして本格的にジャグリングを始めました。
リングをメインにしたきっかけの方がまぁ劇的なんですが最初はボールで一応ナランハのカタログのボールの欄の下にリングがあったので買っていたんですが、一年の夏に結構な病に倒れて入院して退院後も握力がほぼほぼなくてボール重くてできないからリングをやってみようと思って練習してたら思いの外楽しくて今に至るという感じです。
Q. ジャグリングの楽しさ/むずかしさは?
A. この頃ジャグリングで何やっているかというと、基礎技の安定と無茶ぶりにこたえていくことの二つなんですよね。基礎技の安定に関しては「何回続けてできるまでこの技を練習する」って感じで練習メニュー組んでるので永遠に技を続けられるわけでその基礎技が前よりも回数を更新することができたときがすごく楽しくなりますね。 2 つ目の無茶ぶりにこたえるということですが、私自身そんなに想像力が豊かな方ではないので人の想像力に頼るんですよ。人に言われた無茶ぶりを具現化させて動画で証拠を撮る作業というのはこの上なく楽しいです。そして twitter に投稿しふぁぼられる、こんなに楽しいことはないですね。
難しさというのは頭で想像ができても実際できないことですよね。ジャグリングをしてない人でもそんなことわかると思うんですが、五年たった今でもやはりこれがネックですね。
Q. SHAREHOUSE の稽古はどうですか?
A. 標準語にだいぶ慣れて関東の笑いもちょっとわかってきましたね。関西の笑いって経験から抽出した笑いだと思っているんですけど、関東の笑いって新しく生み出していく笑いが多くて…もっと語れますがそれはどうでもいいですかね。
前提として私関西から毎週金曜の夜に夜行バスでやってきて土日4~8時間ずつ稽古して合間に関東ジャグラーに会って新幹線で帰っての繰り返しで、平日は普通の OL をしております。夜行バスで寝ていたらいつの間にか着くので特に通う事に関してはそんなに苦に思っていないです。これは完全に甘えなんですが平日が忙しくてセリフを覚えきれないんですよね。それを土日に劇団員のみなさんが徹底的に直してくださってわからないところを詳らかに易しく教えてくれるので、本当にみなさん菩薩のような心をしていらっしゃいます。休憩中わきあいあいとジャグリングしたり練習終わってからごはん行ったり割と仲良い現場です。
Q. aube という団体に期待することは?
A. やっぱり旗揚げでまだよく分からない団体だと思われていると思います。昨今のジャグリング界の舞台というのは関西しか例に挙げられないけどピントクルだったりフラトレスだったり JSP だったり何か突飛した団体が出てきて、それが常識、常識じゃなくてもそれらが存在できる場所が生まれて変わっていく気がするので突飛したものの一つとしてジャグリング界にあわよくば演劇界にも新たな刺激をあたえられたらなと期待しております。
Q. あなたの役をネタバレ抜きで教えてください
A. オンオフはっきりしている人!私に似てるところはないかもしれない。あっ、でも平穏が至上だと思っていて、平穏でない状態は何が何でも阻止したいような人ってところはちょっと似ているかもしれない。私は誕生日マニアなので大体このへんの誕生日の人はこんな性格だってのが自分の中にあるんですけど、私の役はたぶん天秤座で10月13-17日生まれだと思います。あともっとイメージ膨らませようと思ったら関西だったら尼崎、関東だったら練馬区か板橋区かに住んでそうです。そんな人間です。
Q. デートの必勝テクを教えてください
A. いや、挑んだことないし勝ったことないし、えっ、勝つってどういう状況?そもそもテクニックってなにデートの定義はなんなの?(混乱)
さしでいろんな人と食べたり飲んだり遊んだりするけれどもテクニックらしいこと全くやらず誰に対しても完全に素で平等に接しているから勝てないのかもしれないですね。
よくわかんないや。ダウトって携帯ゲームをこの頃やってて今最終ステージなんですけど、このゲームはストーリーを読むだけでなくてアピールタイムってコーナーでデート等で落とす方法というのを「この時どうする?」「この行動は大モテー!」ってクイズ形式で教えてくれるんですよ。「テクニック」なるものを知りたいなら参考になるかもしれないので一度やってみては(笑)まぁテクニックとかに左右されず自分の思うように。
本当によく分からないから逆に読者の方に最後に思いっきり振ってもらっていいからデートの必勝テクっていうものを私に向けてやってもらいたいですね。ははっ。